【体験談】8週で稽留流産 診断から手術までの経緯

こんにちは。watanabayです。

タイトルにもありますとおり、妊娠8週で稽留流産と診断され、手術を受けました。

基本的にこのブログは、気になることや調べてみたいことを実際に検索してみた結果をまとめるブログです。

しかし今回は、同じ体験をする誰かの参考になればと思い、私の体験談をブログに綴ろうと思います。

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稽留流産と診断されるまで

妊娠発覚のきっかけは長男の赤ちゃん返り

妊娠発覚のきっかけは長男の赤ちゃん返りと思われる行動でした。
ある日突然すべり台を一人で滑らなくなり、とにかく抱っこ、大好きなはずのお父さんを拒否。
これは妊娠したかも?と思いましたが、時期が早すぎるので1週間空けてから検査薬を試し、陽性。
2ヵ月前に長男の断乳をし、生理が1回来た後の妊娠でした。

前回長男の時は陽性反応を見てすぐ産院に行ったものの、何も見えずお金だけかかったので、今回は心拍確認出来る位まで待とうと2週間待って長男の時とは違う産院へ行きました。
受付を済ませ、待っている間にも聞こえる、生まれたての赤ちゃんの泣き声に懐かしさを感じていると、名前を呼ばれ診察室へ通されます。
長男の時は尿検査があった気がしたのですが、今回はありませんでしたね。

軽く問診票の確認をされ、いざ診察台へ。
診察台の横にモニターがあり、そこに子宮内部が映し出されます。
少しすると「これですね、胎嚢」と先生の声が聞こえ、モニターには小さな黒い円。
少なくとも子宮外妊娠ではないことは確認できて良かった、でも胎嚢の中には何も見えなかった…何で?
心拍確認までする気満々でいた私はこの時点で少し不安な気持ちに。
先生によると排卵日がずれていて、おそらく現時点で5週くらいだから何も見えなくても仕方ないとのことでした。
この時はそういうもんかな、と思いながら帰宅。

2回目の診察でも胎芽は見えず

次は大型連休を挟み、2週間後です。
この間に本格的なつわりが到来していましたが、診察の3日前に軽くなっていました。
ビタミンB6がつわりに効くと聞いて飲んでいたので、そのせいかと思ってあまり気にしていませんでした。

連休後ということもあり、激混みの産院で待つこと3時間。
名前を呼ばれ、今日こそ赤ちゃんの姿を見られるはず!とルンルンで診察台へ。
横のモニターに映し出される胎嚢は大きくなっていました。
大きくなってはいましたが、赤ちゃん=胎芽の姿は見当たりません。
真っ黒の円があるだけ。
先生は「う~ん、この下に白い部分があるからこれかなぁ…いや、でもな~」と丁寧に時間をかけて診てくれました。
エコー写真で見ても、私には真っ黒の円にしか見えないし、先生も浮かない表情。
ここで流産の可能性があることを告げられました。
この時おそらく7週です。結局1週間様子を見ることに。
私自身あまり感情が表に出ないタイプなので、先生から「全然動揺しないね、大丈夫?」と心配されてしまいました(^^;

私は内心「もうだめかも」と思ってしまっていました。
『7週 胎芽 見えない』『8週 胎芽 確認』などなど検索しまくり、もうほとんど可能性がない現実を知りました。
しかし稀に8週や9週で初めて胎芽が確認できた方もいて、ほんの少しの希望になりました。
長男がいるので昼間は気が紛れましたし、落ち込むというよりは心の整理をつけるような、しかし人生で1番長い1週間でした。

診断の日

そしてついに診察の日。
受付を済ませると30分ほどで呼ばれ、先生から出血や腹部の痛みがないかを確認されました。
出血も痛みもないことを告げると、「これは否定かな~」と言われたんです。
大抵はここまで様子を見たら自然と流れてしまうから、と。
診察台へ行き、横のモニターに胎嚢が映りました。
胎芽は見えませんでした。
先生は前回同様かなり丁寧に見てくれましたが、残念ながら胎嚢は真っ黒の円のままでした。

先生から『稽留流産』だと診断が下されました。
妊婦さんの内5人に1人の確率で起こること、ほとんど場合原因は母体ではなく胎児にあることを説明されました。
手術はなるべく早いほうがいい、出来ればこの4日以内にということだったので、都合のいい翌日に手術を受けることに。
迎えに来てくれた夫や気の早い報告をしてしまったお互いの両親へ流産のことを伝えたのですが、これが精神的にきつかったですね。
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

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『稽留流産』の手術を受ける

稽留流産の手術を受ける前日から当日、術後の流れまでがこちらです。

事前に準備すること

手術は全身麻酔で行われるので、前日の夜9時から絶食でした。水分は12時までOKと言われました。
産院から言われた持ち物は、

  • 生理用ナプキン
  • 生理用ショーツ
  • 手術代2万円程(これは受付の方に確認しました)
  • 手術に関する同意書

私は布ナプキンを愛用しているのですが、事前に調べると“手術後に看護師さんがショーツを履かせてくれる”とのことだったので、看護師さんの作業がスムーズに進むように夜用の使い捨てナプキンを買っていきました。
生理用ショーツは持っていないので、妊婦時代から履いている妊婦用のパンツを持っていきました(^^;
ピチピチよりはゆるゆるパンツの方が履かせやすいかな~と。

手術代については受付の方に確認したところ「2万円あれば十分です」とのことでした。これは病院毎に異なると思います。
生命保険に入っていて適用になると申請に診断書が必要な場合もあるので確認を、と言われました。

これは当日のことですが、産院に徒歩や自転車、自家用車を運転してくることは禁止されていました。

当日の流れ

夫に送ってもらい、朝10時に産院に到着。受付で同意書を提出します。
産院の2階で待機していると看護師さんに名前を呼ばれ、個室に案内されました。
そこで手術着に着替えます。(私は出血がなかったので手術着の下は全裸)
迎えに来た看護師さんに持参したナプキンとパンツを渡して手術室へ。

手術ベッドに横たわると、まず筋肉注射を打たれました。
ブドウ糖の点滴も刺します。
筋肉注射を刺す際に「痛いけどごめんねー」と言われたんですが、点滴の刺した後体に合わせて動く針の方がチクチクして痛かったです。
先生が来るまで看護師さんと世間話をしていましたが、多分緊張をほぐす意味もあったんじゃないかなと思います。
いきなり格安スマホの話になったので(笑)

この時考えていたのは「今診てもらったら赤ちゃんが見えるんじゃないかな」ってことでした。

しばらくすると先生が来て、「麻酔するよー」と聞こえてきました。
私人生で初めて全身麻酔をしたんですが…「麻酔するよー」の「よー」の時点でブラックアウト。
目が覚めると当然ながら手術は終わっていて、看護師さんに何時か尋ねたんですが、意識が朦朧としていたせいか覚えていません。
そこから寝て起きてを繰り返し、ブドウ糖の点滴が終わった時点でストレッチャーに乗せられ手術室を後にしました。
この時すでにナプキンを付けたパンツを履かせてもらっていました。

個室のベッドでまた眠り、1時間くらいして頭がはっきりしてきたところに看護師さんが来て「ちょっと見せてねー」と言いながら膣からガーゼの丸めたものを何本か取り出したんですが、入っていることに全く気付いていなかったのでびっくり。
その後は術後の注意事項を説明してもらいました。
しばらくベッドでゴロゴロしていると再度看護師さんが来て今度はトイレに行くように言われました。
トイレの後また寝ようとしていたら、看護師さんから「着替えてもらってお帰りになって大丈夫です」と言われてちょっと恥ずかしかった…(笑)

1階の受付で手術費16,350円を払い、薬と入院診療計画書という病名や症状等が記載された書類を渡されました。
薬は抗生物質のフロモックス100mgと子宮収縮促進剤のパルタンm錠0.125mgの2種類が5日分(毎食後)です。
来た時と同様に夫に迎えに来てもらって帰宅しました。

術後の注意事項

看護師さんから受けた術後の注意事項です。

  • 2~3日は安静に
  • 手術後7日目は必ず診察に来ること
  • 処方した薬は必ず飲むこと
  • 手術後の出血は7~10日で止まる
  • 異常がなければシャワーは翌日から構わない
  • 入浴は7日目の診察の後から
  • 性生活は14日目から
  • 状態が良ければなるべく動くように
  • 出血、痛み、発熱など心配なことがある時はすぐに診察を受けること

術後の経過

術後は全く痛みもなく、出血もうっすらつく程度でとても少なかったです。
手術の日は土曜日だったので、仕事が休みの夫と長男には夫の実家へ泊りに行ってもらい、私は2日間ほとんど寝っころがって過ごしました。
3日目にはもう出血はなくなり、妊娠前と変わらない体調に。
かなり出血の少ない方だったと思います。

7日目の診察では診察台で5秒くらい!診てもらい、先生から「赤ちゃんほしい?」と聞かれたので「ほしいです!」と答えると、生理を2回パスすることというアドバイスをもらいました。
最近では医学的根拠がないとされているらしいですが…
私の母も初期流産後すぐ妊娠した私の妹は心臓に穴が開いていたということもあり、「すぐ妊娠するのはやめときなさい」とのことなので、素直に聞いておこうと思います。あくまでも私は、です。

稽留流産して思うこと

出来ればセカンドオピニオンを

私が手術直前に考えたことは『今診てくれたら赤ちゃんが見えるかも』『もしかしたら生きているかも』でした。
さんざん様子見をした上での診断だし、昨日の今日で見えるようにはならない…分かっていても思ってしまいました。
しかしすでに手術台の上に乗って点滴も刺さった状態でエコーを診てほしいとは言えず。
セカンドオピニオンをしていれば、こういう不安は軽減できただろうと思います。

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あまり悲しいと思えないと悩む方へ

私がそうだったのですが、流産の疑いがあると告げられても診断が下りても、目に見えて落ち込んだり泣いたりはしませんでした。
もちろん生きていてほしいと願っていたし、生きて会いたかったです。無事に産んであげたかった。
手術後少し経っても未だ落ち込んだり涙を流したりしない私は薄情で冷酷な人間なのかと悩みもました。
家族からは無理してるんじゃないかと心配されたり…
でも人間それぞれ、各々の対処の仕方がある。
私の場合は淡々と日常を過ごすことでした。
悲しいと思わなきゃいけない、なんてことはないです。

まとめ

正直、自分が流産を経験するとは思っていませんでした。
長男の時は順調そのもの、なんのトラブルもなく出産し、もちろん感動もしましたが…今となっては物凄い奇跡に感じます。
お腹にいた子の姿は結局一度も見ることはできませんでした。
それでも、一瞬でも私たちの元にやってきてくれたことに感謝しかありません。
私がこの子を忘れることはないでしょう。

長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

同じ経験をされた方、今まさに不安の最中にいる方のお役に立てれば幸いです。

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コメント

  1. neko より:

    はじめまして、こんにちは。
    突然のコメントすみません。
    実は昨日稽留流産と診断され、明日手術予定で色々と検索していたら辿り着きました。
    私自身、あまり具体的というか悲しみに暮れた体験談をあまり見たくなく、
    watanabayさんは淡々と書いていただいていて苦しくならずに読めてとても助かりました。
    辛いですが頑張ります。
    ありがとうございました。

    • rondonbashinoshita より:

      nekoさん、コメントありがとうございます。
      私の体験談がお役に立てたようで良かったです。
      悲しみにくれたものを見たくない気持ち、とてもよくわかります。
      お身体を大事にされてくださいね。

  2. shiima より:

    初めまして。稽留流産の手術が不安すぎて検索していて、こちらにたどり着きました。
    私自身も上の子妊娠〜出産まで何もなく順調だったので、次の妊娠も…と当たり前に考えていました。
    手術、全身麻酔ではないのですが体験談を拝見して少し不安が軽くなりました。ありがとうございます。

    • rondonbashinoshita より:

      shiimaさん、コメントありがとうございます。
      不安な気持ち、分かります。
      私の体験談で少しでも不安が取り除けたなら幸いです。
      お身体を大事にされてくださいね。

  3. みゆは より:

    私も昨日、母子手帳をもらい初めての妊婦検診で予定日が決まるはずでした。赤ちゃん見るのすごく楽しみで、当たり前に心臓も動いていると思っていたら画面に映されたのは、何も動かない赤ちゃん。私が見てもはっきりわかりました。月曜日、主人と病院に来るように言われたので行きます。
    主人とたくさん泣きました。
    これからの流れがわかりよかったです。ありがとうござます。

    • rondonbashinoshita より:

      みゆはさん、コメントありがとうございます。
      動かない赤ちゃんの姿を見るのは尚更辛いですね…
      お身体を大事にされてくださいね。

  4. そうちゃんママ より:

    ブログ読ませてもらい、なんとなく感覚が似ていて、ホットしました。
    昨日、繋留流産の手術をしてきました。
    私の場合は7週かなというところです。

    私は、プチ更年期も始まってるおばさん、もう子育てはいいわ!と思ってる私に、予定外の妊娠でした。
    でも、宿った命は神様からの贈り物、よし!頑張るか〜!と、どんな子でも受け入れよう、と主人と話し合って気持ちも固まったところで、出血、流産となりました。

    出血もあり、前回検診でモニターみて、ひしゃげ潰れた胎嚢も見てるのに、
    手術当日モニターで見たら、ひょっとして胎芽見えてないだけで生きてたりするんぢゃない?と思って絶対見せてもらうんだと、思ってたのに、、、。

    腕に2種類筋肉注射しますねーと言われ、したら、
    よく効く体質だったみたいで、
    先生もう少ししたら来るかなーなんて看護婦さん同士の会話を聞いたのが最後、
    すうーと寝てしまい、気づいたら術後のベットでした。

    不謹慎ですが、、、ちょっと羨ましい。
    私はモニター確認一緒にして、それから「麻酔入りますよー」って言われて、テレビでやってる場面てホントだーって思いながら意識無くしたかったから。。。。注射だけで寝ちゃうなんて、、、。

    帰宅後、こればっかり言ってる私を主人がまたそれかい!と笑っています。

    やっぱり流産したことは、悲しいし残念だけど、少しでも、お腹にいたこと、主人の精子も私の卵子もまだちょっと元気だったこと、身体に良いことはこれからもしようとか、
    流産についていっぱい調べて世の中の多くの女性が同じような体験をしつつも頑張っていることなどを知れて、色々命とか、人の生きる力とか、考えれて良かったです。

    ポジティブにしながらも、母としての気持ちや、お茶目ぶりや、程よいダンナさんのサポートぶり、読めて良かったです。
    ありがとうございました。

    • rondonbashinoshita より:

      そうちゃんママさん、コメントありがとうございます。
      全身麻酔の経験はなかなか出来るものではないですもんね。
      本当にドラマ…いや、の〇太のおやすみ3秒の方が近いかも?
      私もこの流産の体験は自分のことや親、子供の存在などなど多くのことを考える機会となりました。
      お身体を大事にされてくださいね。

  5. つっちぃ より:

    はじめまして。
    昨日、今年2度目のほぼ流産宣告され、散々1人で泣き、今日はボーっとしています。前回、7月にも手術したところだったので、封印していた記憶を頼りに帰宅後淡々と夜用ナプキン、ショーツをバックに用意していました。自然に出るか、手術するか来週(7w)また再診待ちで、奇跡を待つかの状況です。

    • rondonbashinoshita より:

      つっちぃさん、はじめまして。
      コメントありがとうございます。
      再診を待つ日々はとても長く感じますよね。
      私も最後までほんの少しの希望をどこかで信じていました。
      つっちぃさんと赤ちゃんにとって良い方向に行きますように。

  6. みう より:

    初めまして。
    私は、かなり昔に1人目を出産後、先天性異常で病死。
    去年流産。そして今年念願の妊娠!が、昨日9周手前で心拍が無く稽留流産と診断。
    この間までピクピク動いてたのに。
    来週全身麻酔での手術となり、怖くて不安でした。
    このブログを見つけて読んで、少しイメトレが出来たと言うか、知っておく事が出来て良かったです。
    私の場合、40代で高齢なので自然妊娠出来てもなかなか妊娠継続が難しく、悔しい思いです。
    それでもあきらめきれず、また頑張りたいと思います。
    本当に、赤ちゃんが生まれてくる事は奇跡で、子供がいる家庭はとても幸せ。
    私から見れば普通では無く奇跡の塊に見えます。
    いつか子供がいる生活を夢見て、来週の手術頑張ってきます。
    ありがとうございました。

    • rondonbashinoshita より:

      みうさん、はじめまして。
      コメントありがとうございます。
      お辛い経験をされているんですね…
      子どもは奇跡の塊、本当にその通りだと思います。
      みうさんの不安が少しでも軽くなったなら幸いです。
      お身体大事にされてくださいね。

  7. みさき より:

    はじめまして。
    私も今日まさに7週で稽留流産と診断されました。上の2人は何も問題なく元気に生まれてきてくれたので、私も自分が流産するなんて思いもよりませんでした。ただただ泣いていましたが、ブログを読ませていただいて少し気持ちが楽になりました。ありがとうございます。7週間という短い時間だったけど、幸せな時間をありがとうとお腹の子に伝えたい。妊娠出産は奇跡ということを改めて実感しました。
    手術頑張ってきます!ありがとうございました。

    • rondonbashinoshita より:

      みさきさん、はじめまして。
      上の子が問題なく生まれてると、流産するなんて考えもしませんよね。
      本当に赤ちゃんが無事にこの世に誕生するということは尊いことです。
      私の体験でお気持ちが少しでも楽になってもらえたなら幸いです。
      コメントありがとうございました。

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